キッチンをリフォームした話

(これは pyspa アドベントカレンダー2021 の11日目の記事です)

こんにちは。しろうです。 おひさ。

さて、最近皆様マンション買っただの家を建てただの、という話をよく聞きます。この記事では今年行ったキッチンのリフォームについて経験談を記します。

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  • キッチンをリフォームしました。だいたい150万円。なんだかんだで3ヶ月近くかかって大変でした。

  • アイレベルレールはいいぞ

Before

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After

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以前

うちは築23年のマンションです。すでに一回大規模修繕をしており、今まさに二回目の大規模修繕をこれから進めているところです。

築23年ともなると、キッチンもだいぶくたびれてきていました。ガスコンロの火がなかなか点かなくなったのです。どうもガスが出るところがちょっと狭くなってしまっているっぽい。 カチャカチャやっても全然点かない。イライラ。

一番簡単なのはガスコンロだけ替えることでした。しかし、その他も汚れが目立ってきたり換気扇が油だらけだったりと気になっていたので、えーいここは全とっかえだ!となったのでした。

手順

リフォームは大まかに以下のように進めました。

  1. リフォーム会社選定

    1.1 現地調査

    1.2 概算見積もり

  2. 内容を詰める

    2.1 メーカーショールームにいって詰める

    2.2 リフォーム会社の営業と詰める

  3. 工事

    3.1 近隣挨拶

    3.2 工事

1. リフォーム会社選定

まずはリフォーム会社を決めないといけません。とはいえ、どの会社が良いのかなんて全然分かりません。ただし今どきまとめて見積もりを出すサービスがあるのでそこで適当に3社ぐらいお願いしました。

こちらの要望としてはできる限り既存の設備を新調したい、お金をケチるよりかは良いものを長く使いたい、という要望は最初に伝えています。設備は以下の2つは確実に必要です。

  • オーブン付き電子レンジ

  • ビルトイン食洗機

1.1 現地調査

3社がそれぞれ別の日に現地調査に来ました。やることはキッチンの写真を取り、採寸。また、こちらの要望をいろいろ聞いてもらい、その話の中でこちらが気がついていない要望を引き出したり、あるいはこういうのはどうか、と提案してもらったりしました。

一回の現地調査はだいたい1時間ぐらいで終わり、いくつかのプランを考えてあとでメールしますねー、となります。その後はメールでやり取りをするわけだが、その返事が遅いとか、聞いていることとは違う返事が返ってくる、などということが頻発して結構消耗しました。

3社はそれぞれこんな感じでした。

  • A社: 小さめ。最高値。メールの返事が遅いがしっかりしていた。が、あまりこちらの要望を聞く感じではなかった

  • B社: そこそこ大手。最安値。ただし、メールの返事が遅い、要領を得ない、等

  • C社: そこそこ大手。中間。こちらの要望を聞く姿勢が見えたのでここに決めた

対応に不満がなかった点(実際にはここで採寸がミスっててあとでめんどくさいことになったがまあ許容範囲)と、こちらの要望を聞き出し、できるだけ答えようという姿勢が良かったので結論としてC社でいくことにしました。

B社は実際最初の見積もりはかなり安かったです。が、それはおそらく在庫処分で「今契約すればこの値段です」という話でした。おそらくなにもカスタマイズはできないでしょう。こちらとしてはお金は特に気にせずに必要であれば出すというスタンスであるということを事前に伝えてあるのにそういうことを言ってきたので選択肢として最初に消えました。

2. 内容を詰める

だいたいリフォーム会社を決めたら、メーカーのショールームに言ってもっと具体的なイメージと内容を固めました。 すでにこの時点で最初に見積もりを依頼したときから一ヶ月ぐらい経っています。大変です。

2.1 メーカーショールームで詰める

カタログだけ見ていても分からないので、もっと具体的なイメージを固め、実際の製品を決めるために、LIXILとクリナップという2つのメーカーのショールームに行きました。

それぞれのショールームではメーカーの営業がいろいろ案内してくれました。さすがに本職だけあっていろいろな質問に的確に答えてくれたり、この製品はどうだとかいろいろ細かい仕様を説明してくれました。 ただ、「この電子レンジは横幅が狭いです」「横幅が大きい電子レンジを選ぶとこのランクのキッチンには入りません」とか制限がたくさんあり、それはさすがに分からないのでタブレットをいじって制限を確認したりとかしていました。

その営業さんが使ってるタブレットを見ると、型番を検索していくと画面の中でだいたいの画像ができあがる、そのまま見積もりまで出せるという具合ですげー進歩してるなぁ、という印象でした。事前にある程度の情報をリフォーム業者から連携されているっぽく、キッチンの幅なども事前に入力された状態から始まっているようでした。 他にも カラーシミュレーション などもあって便利でした。

色については妻の判断に完全に任せました。ショールームでひたすら色パネルを入れ替えていましたが、最終的にはこれ、と決まってよかったです。そもそも実物を見たり実際に立ってみないとイメージが沸かないのでショールームには行くべきですね。

ちなみに、一回打ち合わせが終わった後に「事務方の社員にCOVID19陽性者が出たのでショールームはこれから閉鎖します。営業の人とは接触はないそうです」となってちょっとビビりましたが特に大丈夫でした。

教訓としては以下のとおりです。

  • ショールームには必ずいけ

  • キッチンはランクが分かれているが、下のランクでもいろいろ積んでくと簡単に上のランクと同じ値段に達するので上のランクを選んでおけ

    • 上のランクのほうが仕様に現れてこない部分で質がいい

  • 色はこだわりがある人に任せておけ

アイレベルレール

うちには以前より「アイレベルレール」というのがついていました。こんなふうに上の棚の真下につけるやつです。

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暗くてちょっと見にくいですが、左側に電源ボックスが生えています。その真下に調理場がありますので、低温調理器やブレンダーを使えます。また、その右側にはひっかけるフックがありますので、そこにお玉とかをぶら下げられます。レールなのでこのフックを追加したり移動したりできます。フックだけでなくハンガーレールなどいろいろなアクセサリーもあります。

メーカーショールームやカタログでは隅っこの方に置かれてますが、とても便利なのでおすすめです。(実はこれがこの記事で一番言いたかったことだったりする)

2.2 リフォーム会社と詰める

メーカーショールームに2回ほど行き、「これ」と型番レベルまで決めた後、再度リフォーム会社と打ち合わせ。 リフォーム会社によって割引き率が違うので、具体的な金額が分からないのです。

あとは具体的な工事日を決めたり手順や注意事項を確認します。大事なのは手付金の振り込み日を確認すること。忘れてて慌てて振り込んだりしました。

この工事の段取りが整うまでで2ヶ月以上経ちました。いや、ほんと大変…

3. 工事

工期は3日間となりました。だいたいそんなものかと。

キッチンのリフォームなのでその間完全に炊事ができなくなります。電気ポットなどはあるのでお湯は沸かせますがそれぐらいしかできないので、電子レンジをレンタルすることにしました。結果から言うと大正解。食べに行けばいいという話もありますが、朝食は時間がないしリモートワークで昼食も家で食べる(家の周りにあまり食事する場所がない)ので、電子レンジがあるとないとでは食べられる食事に差が大きく出ました。

とはいえ、ここまでいけばあとはほとんどやることがないので一安心でした。

3.2 近隣挨拶

マンションなので工事に先立っていろいろと連絡をします。

  • 管理会社および管理人

  • 近隣住民 (両隣と上下階)

最初に管理人に工事申請を出すのだけはやって、その後実際の挨拶等はリフォーム会社の人がやってくれました。

3.2 実際の工事

工事は最初の取り外しのときは大きな音が出ましたが、それ以降はほとんど音が出ず、別室で仕事をしていて全然気になりませんでした。

リフォームでは実際に作業してみると思いがけない状態になってたりする場合があります、という話をリフォーム会社の人に言われましたが、幸いなにもなく、無事に3日間で終わりました。

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剥がしたところ。幸い想定外のことはなにもなかったでした。

まとめ

ということでキッチンをリフォームしたという話でした。ここまで大規模なリフォームは初めてでしたが、なかなか良いものですね。

さぁて、次は風呂をやろうかなぁ…

そういえば

これは生存報告でした。とりあえず生きてます。 アルパカ証券 がようやっと動いたのが今年一番の成果でした。

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