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#kaneの話

(この記事はpyspaアドベントカレンダー2016の14日目です)

ファイナンシャルプランナー3級のr_rudiです。3級程度じゃ意味ないので、来年はとりあえず2級を取ろうと思ってます。

今回は、普段のこのブログとは大きく異なり、ぼくの投資スタンスの話を書きます。といっても、特に面白みはないかもしれません。

経験

株を始めとする投資を始めたのは、ちょうど10年、2006年です。それから2007年のサブプライムローン、2008年のリーマンショックなどを経験してきました。あのときのお金がどんどん減る恐怖、自動損切りが発動して損が確定したときの喪失感と安堵感をはっきりと覚えています。

そんなに多くのお金を入れていたわけではないし、いい経験をしたなということで、そこから投資をむしろ増やしていきました。

0. 原則

投資をしてお金を増やすためには、時間が必要です。しかし、技術者ならば、その時間を勉強や仕事に振り分けて年収をあげたほうが断然効率が良いです。これは大原則として最初から思っています。ですので、投資そのものにはなるべく時間をかけないようにしていますし、値動きが気になって仕事が手に付かないことでは本末転倒ですので、気にしないような仕組みにしています。あくまで仕事による給与収入が一番大事であり、投資による収入はおまけです。

もともと投資でお金を増やすことそのものにはそこまで熱心ではなく、むしろ投資を通じて世界経済の動きを知ることのほうが楽しいので、今まで続けてきました。つまり、趣味です。他の人が趣味にお金と時間を費やすのと同じことだと思っています。

1. 個人拠出型年金

元々大企業にいたので、企業型年金に入っていました。その後転職して個人拠出型年金に切り替え、そのままずっと続けています。個人拠出型年金は単に将来退職時の年金に使えるということだけではなく、拠出した金額分税金の軽減ができるので、非常にお得です。特に保育園等、払った税金に応じて金額が変わるようなことがある場合は、結構な金額が変わる倍があります。

配分ですが、

  • 先進国株式 70%
  • 先進国債券 20%
  • 新興国株式 10%

ぐらいの割合で振り分けています。年に2,3回ぐらい見直して割合を変えていますが、先進国株式重視なのは変えていません。

2. 投資信託

先進国株式インデックスの積立型投資信託をやっています。ノーロードで信託報酬が低いもの、配当は年一回のものを選んでいます。

積立型投資は決まった額の投資信託を毎月買う方式です。金額固定の方式(ドルコスト平均法)は

  • 相場が下がった場合は多く株を買える
  • 相場が上がった場合はその分儲けられる

です。10年単位の超長期、かつ、サイクル理論が成り立つ限りは、どちらに転んでも最終的には利益はでます。

投資信託のメリットは自動的に買ってくれるという点につきます。残高をたまにチェックするだけであとは自動的に買ってくれるので、時間をかけなくてすみます

投資信託も年に2回ぐらい見直して、切り替えたり、売ったりしています。

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SBIでは2009年以降のトータルリターンが表示できます

海外証券会社

ETFの自動積立があると良いのですが、使っている証券会社にはないのです。firstradeなどの海外証券会社ではできるものもあるので、そろそろ海外証券会社を開こうかなぁ、とも思っています。

3. 国内株式

国内株式に対しては悲観的なので優先度はかなり低めです。むしろETFがメインです。ETFもインデックスだけじゃなくて例えば原油ETFを原油価格が30円の時に買ったりしました。NISAも使っています。

「原則」で示したように選んでいる時間がもったいないため、個別株はほとんどやっていません。例外は優待で、以下のような企業を優待目当てでずっと保有しています。

  • イオン (8267)
    • キャッシュバックとお客様感謝デーの5%OFF
  • マックスバリュー (8198など)
    • 1000円ごとに使える、100円割引券。イオンのキャッシュバックと併用可能
    • マックスバリューは東海などいろいろあり、それぞれ100株でも優待がもらえるので良い
  • ビックカメラ (3048)
    • ネットでも使えます
    • 長く持ってると追加でもらえる
  • ゼンショー (7550)
    • すき家やはま寿司で使える
    • ワンオペ問題で売ろうかと思ったが、改善の姿勢があったので保持中
  • キャンドゥ (2698)
    • 100円ショップ
  • キリンHD (2503)
    • ビール

優待は投資家にとってあまり良くないものです。本来であれば企業業績を伸ばして配当で貰うほうが良いです。しかし、優待が届くとそれをきっかけにして購買行動に動くということが(出不精としては)個人的にはメリットなので、保持しています。

なお、情報通信系はいつどこでインサイダーでひっかかるか分からないため、一切投資していません。

4. 外国為替証拠金取引(FX)

ぼくの投資のメインはこのFXです。FXは一般的に危ないと思われていますが、ストップを置くだけで危険はかなり少なくなります。むしろ、以下の点でぼくの投資スタンスに合っていると思います。

  • 24時間動くので、仕事以外の時間で見やすい
  • 流動性が高いので、ストップを超えることはめったにない。株だと売るに売れないという状況が起こり得る
  • 通貨ペアはわずかしかないので、銘柄探しに費やす時間がない
  • 参加者が膨大のため、株のように仕手勢が入る余地が少ない(0ではない)
  • 値動きと世界の経済状況とが直結している

特に最後の点が重要で、「なんでこういう値動きになったんだろう」というのを調べることはとても面白いです。

ポジションを持っていると気になるので、基本的に順張りで、「ファンダメンタルズもチャートもこういう流れなので、絶対こう行く」という時しかポジションを作りません。そんなにいい機会は年に数回程度しかないので、ポジションをもっていない時時間帯は多いです。その間にがっつりと動くことは多々ありますが、「あの時買っておけばよかった」とかは気にしないことにしています。それでもトレンドをうまく捉えられればそこそこの利益を出せます。おかげで最初の投資金額はすべて回収し、出金していますので仮に全額なくなったとしてもトータルでは損はありません。

今年は円高になると予想してたので年初から売りポジションを持ってたりしたのですが、100円近辺まで下がるとは思っておらず利確が早すぎたのと、あとから追加で売ったら完全に予想外だったトランプ相場でやられてしまったのでちょっとプラスぐらいで終わりです。

自動売買

MT4というツールで自動売買をしようと思っていた時期もありました。しかし、単なる条件判定だと書いててあんまりおもしろくなく、これだったら普通に仕事してるほうがいいな、と思ってやめてしまいました。

今は、機械学習での自動売買ならば新しい技術の習得も兼ねられるのでおもしろそうだなぁ、と思っているところです。と言ってもまだなにもしていませんが。

まとめ

今回はいつもの技術系記事とは異なり、現在の投資スタンスについて説明してきました。かなり安全側に倒した何の変哲もない話ですが、誰かのなにかの参考になれば。と思います。基本はコツコツ麺です。


最近気になっているのはヨーロッパとアメリカにおける保護主義の動きです。これはこの50年の動きを否定する動きです。つまり、たかが10年程度の蓄積では対応できないレベルで世界経済が激変する可能性があります。

とはいえ、一個人にできることは、常日頃の情報収集とその時々の対応しかありません。これからも引き続き投資はしていこうと思っています。

なんせ趣味ですから。